永代供養墓『大亀地蔵尊』
           (だいきじぞうそん)   黄檗宗 霊亀山 九島院
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3/23 開眼法要を行いました。


永代供養墓とは?

 昨今の少子化・核家族化が進む中、墓地の管理や承継者を気にしなくて済むお墓、宗旨宗派を問わず
安心して自らの死後の供養を託せるお墓です。

このような方にお勧めします

→●お墓の跡継ぎがいない方
→●お墓の無縁化が心配な方
→●子供に面倒をかけたくない方
→●本家の墓に入れない方
→●故郷が遠く、お墓参りが困難で古い墓地を片付けてお骨を移したい方
→●ご遺骨を抱えていて、埋葬できずに困っている方



大亀地蔵尊の由来は?

 地蔵菩薩とは、釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩(成仏を求める修行者)であるとされる。

 当院の山号『霊亀山』は、寛文10年(1670)8月15日、龍渓禅師による入佛開堂法要の時、大きな海亀が花を背負って祝意を表しにやって来たことに因んでいます。境内には弘化4年(1847)銘の『大亀通霊』の石碑が残っています。8日後の8月23日、当地に暴風雨・大津波が襲い、禅師は水中に坐禅のまま示寂されました。

 このことが契機となり、貞亨元年(1684)河村瑞賢らによって九条島が開削され、新川(後の安治川)が開通。古人は、禅師を『九条の人柱』と言い伝えその死を追悼しました。

 まさに、龍渓禅師こそ地蔵菩薩の化身であり、自らを人柱に立てることにより郷土を洪水被害を救ったのです。


 この度、永代供養墓を建てるにあたり、永代供養墓合祀の諸霊を弔い、かつ現世の私たちの救済の為に
地蔵菩薩坐像銅像を造顕し、その命名にあたり『大亀地蔵尊』と称した次第です。




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